投稿日時 2025-08-07 08:55:44 投稿者 ![]() てんぽたんぽ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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桜は、きりりと表情を引き締める。 桜「我が騎馬隊、これより突撃の態勢に入ります!」 早雲「うむ!」 早雲は、力強く頷く。 早雲「しかし、重ねて申す!引き際を見極めること、それもまた良き将たる者の大事な心得なるぞ!」 桜「はい! 父上を京へお連れしたく、そのためにも、この命、落としはいたしませぬ!」 早雲「良い心がけじゃ!」 早雲は、桜が単なる猪突の武将でないことを確認し、ひそかに安堵した。そして、厳しい眼差しを桜の進む方向に向ける。 早雲「この先は街道が狭まる、一本道じゃ。敵に左右から挟撃される恐れはない。ただ目の前の敵を打ち倒すのだ……頼んだぞ、桜殿」 桜「はい!」 |
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