投稿日時 2025-08-08 17:53:54 投稿者 ![]() てんぽたんぽ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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長浜城方面の最前線においては、先陣を務める源頼光隊が、姉川の砦から出撃する織田軍に、繰り返し突撃を敢行していた。 頼光「あの姉川の砦ごとき突破せねば、長浜城攻略どころではない! 我らは、何としても頼朝殿、義経殿の、道を切り開く! ここで退くことは許さぬ!」 増援部隊を次々に頼光隊にぶつけてくる織田軍。 だが頼光隊はまさに“一騎当千”というべき強さを発揮して、苛烈な突撃を繰り返し織田の増援を薙ぎ払うのみならず、戦線を押し上げ織田の防衛の拠点、羽柴秀吉が守る姉川の砦にせまった。 義経「兄上、頼光殿の強さは鬼神のごときですな……」 頼朝「そなたの強さは、頼光殿の血筋かもしれぬな」 頼朝は戦況から目を離さないでいながらも、口の端をあげながら義経に答えた。 しかし、さらに戦線を上げた頼光隊は、後続の頼朝隊と義経隊との合流を待たず、砦に猛進していく。 |
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