2-2 大筒と紅の陣羽織(後編) 挿絵3 お気に入り画像登録
2-2 大筒と紅の陣羽織(後編) 挿絵3

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投稿日時
2025-07-03 12:40:06

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てんぽたんぽ

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頼朝隊の危機を目にしたトモミクが、激しい鉄砲を放とうとした……が、次の瞬間、北畠隊が切っ先を変え、なおも突進してきたトモミク隊の中央を分断しはじめる。
トモミク隊は態勢を整える間もなく、北畠隊の突破を許してしまう。

鉄砲の轟きは途絶え、鎧の割れる硬音と肉を裂く鈍音が交互に耳に入る。
それまで勇敢に戦っていたトモミク隊の兵達の断末魔の呻(うめ)きや叫びが、血塗られた小牧山の空の下で、途切れなく響き渡っていた。

トモミクが初めて、声を震わせた。

トモミク「このままじゃ……」
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