投稿日時 2025-07-10 22:21:29 投稿者 ![]() てんぽたんぽ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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各部隊が出陣準備に追われる中、トモミクは飯田城の改修工事を眺めていた。いつも微笑むトモミクとは異なる、物憂げな眼差しだった。 トモミク「……頼朝様。わたくしが知っていた“未来”は、あくまで頼朝様がいらっしゃらなかった時の流れ。 時の流れは変わりました。ここからの未来は、頼朝様のお心次第なのです。 ですが、『滅ぼさない』という原則は変わりません。 織田も徳川も、そして私たち自身も……何より頼朝様には、生きていていただかなくてはなりません」 最後の言葉を紡いだとき、彼女の表情がさらに曇ったように頼朝には見えた。 (何か大きな秘密を抱えているのか……) |
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