7-4 孤軍奮闘の義経 挿絵5 お気に入り画像登録
7-4 孤軍奮闘の義経 挿絵5

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投稿日時
2025-07-12 12:33:45

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てんぽたんぽ

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トモミク「頼光様。ここで岩村城を素通りしてしまえば、織田本隊が大規模な軍事行動を起こしているという情報が、岩村城、そして鳥峰城にも伝わるかもしれません。そうなれば、彼らは勢いづき、我々の背後から襲いかかってくるかもしれません……

そうなれば、我らは西の織田本隊と、東の岩村・鳥峰の軍勢に挟まれる形となります。

さらに、南から徳川軍まで現れたら――目も当てられません。

今は、義経様、早雲様、道灌様を信じ、一刻も早く、この岩村城を落とすこと。それが、結果的に、義経様たちを助ける最も確実な道です。

ここは、我が軍団にとって、勝負所と言えましょう、頼光様!」

頼光「……むぅ、判断の難しいところじゃ……!しかし、トモミク殿の考えにのろう、委細承知! 目の前の敵を、少しでも早く蹴散らすことに専念しようぞ!」

頼光は、再び闘志を燃え上がらせた。最も消耗していたはずの頼光隊であったが、その勢いは全く衰えず、前田利家隊へと猛然と突撃を繰り返す。

頼光「邪魔だ、利家! 我らが進む道を開けよ!」

頼光隊の鬼神の如き突撃の前に、先の戦いで兵が削られていた前田利家隊は抗することができず、壊滅。

利家自身も、頼朝軍の捕虜となった。
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