投稿日時 2025-07-13 20:10:11 投稿者 ![]() てんぽたんぽ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
投稿者コメント | |
犬山城下にて、義経隊と合流した早雲を驚かせたのは、長期の激戦を経た義経隊が、いまだ最大の兵力を維持していたことだった。 早雲「さすがは義経殿!その用兵の妙、尋常ではありませぬな!」 織田軍の波状攻撃を受け続け、殿軍しんがりを務め、整然と激戦地から引き上げてきた義経隊の姿を見て、北条早雲も驚きと称賛を隠せずにいた。 早雲「わしは幼いころ父から義経殿の武勇伝を聞いて育った。それを今の世で目にできるとは……!光栄の至りですわい! がはは!」 義経「いえ、道灌殿という強き盾が無ければ、わが隊は早々に壊滅していたでしょう」 義経は謙遜しながらも、ちらりと妻・梓へと視線をやった。 (そなたの支えがあってこそだ) 言葉には出さないが、二人の間には深い理解があった。 |
||
最大化 | アクセス解析 | ユーザ情報 ![]() |
▽この画像のトラックバックURL▽(トラックバックについて) |