投稿日時 2025-07-16 16:56:32 投稿者 ![]() てんぽたんぽ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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義経は、隣に立つ兄の姿を、感慨深く見つめていた。鎌倉の頃の、猜疑心に満ち、常に孤独であった兄とは、まるで違う。今の兄は、家臣を信じ、その働きに心から感謝し、そして、その信頼に応えようと必死に努めている。 義経しかし…… 義経の心に、一抹の影が差す。 義経(兄上は、我ら家臣団の忠節が、本当はどこから来ているのか、ご存知ない。今の兄上が、この軍団にとって、『二人目の兄上』であることを、知る由もないのだ……) |
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