11-4 聖徳寺 鎮魂の刻(とき) 挿絵11 お気に入り画像登録
11-4 聖徳寺 鎮魂の刻(とき) 挿絵11

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2025-07-17 13:54:16

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てんぽたんぽ

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◆頼朝の演説

法要の終わり、頼朝が前に進み、香煙の立ちのぼる焼香台の前に立った。

頼朝「皆の者……此度の戦で命を落とした者たちのために、心よりの祈りを捧げたい。

彼らの犠牲があったればこそ、我らは今ここに立ち、国を守り抜くことができた。

……この頼朝、決して忘れぬ。武士の誇りとは何か、民の痛みとは何か。

そのすべてを、この地に刻み、前へ進む――

それこそが、彼らに報いる唯一の道と心得る」

読経が止み、聖徳寺に深い沈黙が落ちた。
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