12-3 トモミクの咆哮 挿絵1 お気に入り画像登録
12-3 トモミクの咆哮 挿絵1

登録 タグ *小説
編集を行うにはログインしてください

投稿日時
2025-07-18 23:58:40

投稿者
プロフィール画像
てんぽたんぽ

このユーザのマイページへ

お気に入りユーザ登録
投稿者コメント
早雲「いやはや、――

織田軍とは、地の底から次から次へと、際限なく兵が湧いて参る。あれほど叩きのめされ、他の方面にも大軍を割いておるはずなのじゃが……。

まことに、恐ろしいことよ」


早雲「桜殿」


早雲「怖くはないか? 此度の戦は、挟撃も、伏兵も、小細工は一切無い。真正面からのぶつかり合いぞ。襲いかかってくる、雲霞のごとき大軍を、力で斬り払う覚悟がいる」


桜「早雲様!」

桜は、きっぱりとした表情で答えた。
桜「わたくしとて、源頼朝の娘! これしきのことで、怯んだりは決していたしませぬ!」

早雲「そうであったな! いや、これは失礼、すまなんだ、すまなんだ!」

早雲「そうこなくては! では……共に参ろうぞ、桜殿!
→画像情報ページへ
最大化 | アクセス解析 | ユーザ情報

メッセージ送信
▽この画像のURL(リンクについて)▽


▽この画像のトラックバックURL▽(トラックバックについて)


情報提供