投稿日時 2025-07-18 23:58:40 投稿者 ![]() てんぽたんぽ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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早雲「いやはや、―― 織田軍とは、地の底から次から次へと、際限なく兵が湧いて参る。あれほど叩きのめされ、他の方面にも大軍を割いておるはずなのじゃが……。 まことに、恐ろしいことよ」 早雲「桜殿」 早雲「怖くはないか? 此度の戦は、挟撃も、伏兵も、小細工は一切無い。真正面からのぶつかり合いぞ。襲いかかってくる、雲霞のごとき大軍を、力で斬り払う覚悟がいる」 桜「早雲様!」 桜は、きっぱりとした表情で答えた。 桜「わたくしとて、源頼朝の娘! これしきのことで、怯んだりは決していたしませぬ!」 早雲「そうであったな! いや、これは失礼、すまなんだ、すまなんだ!」 早雲「そうこなくては! では……共に参ろうぞ、桜殿! |
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