13-1 再び火を吹く長島 挿絵4 お気に入り画像登録
13-1 再び火を吹く長島 挿絵4

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投稿日時
2025-07-20 18:45:52

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てんぽたんぽ

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早雲「…聞いた通りじゃ。またしても、あの信長が、大軍を長島城へ仕向けておるらしい」

清州から戻る途上の赤井殿が、急ぎ引き返し、今はひとりで長島を守ろうとしておるそうじゃ。だが、さすがに清州の部隊だけでは、ちと心許ない。助けねばなるまい。

早雲は頼光と綱、二人の顔を順に見据えた。

早雲「ただし……わしは、この後那加城に向かい、頼朝殿と大事な話をせねばならぬ。すまぬが、今回の出陣は、頼光殿か、綱殿、どちらかに頼みたいのじゃが……」

頼光「早雲殿、此度の援軍は、渡辺綱(わたなべのつな)に任せるのがよろしかろう。先の戦では、思う存分槍を振るう機会も少なかった。身体が疼いておるはずじゃからのう。
…どうじゃ、綱」

綱「はっ! ありがたきお言葉!」

渡辺綱は即座にひざまずき、声高らかに応えた。

綱「此度はこの綱めが、四天王としての意地、存分にお見せいたします!」

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