投稿日時 2025-07-23 12:53:32 投稿者 ![]() てんぽたんぽ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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織田軍勢は指揮命令系統が乱れ、間もなく潰走した。 伊勢方面から進軍していた織田軍の増援は、頼朝軍増援の旗印を確認し、そのまま自領へと引き上げていった。 だが、猛将・赤井輝子が、それを許さなかった。 輝子「 いつまでも、あの織田の奴らを、調子に乗らせておくわけにはいかないよ!」 輝子は、退却を始める織田軍の後衛部隊を目掛けて、叫んだ。 輝子「このまま、無事に、のこのこと帰れると思ったら、大間違いだからね!鶴姫、太田殿!追撃するよ!」 輝子は部隊に号令をかけ、長島城から出撃し、愛馬の首筋を叩きながら疾風のように前へ躍り出た。 ――先の合戦で取り逃がした織田軍を、今度こそ完膚なきまでに叩き潰す。それが彼女の誓いだった。 |
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