14-3 信濃の誇り、若き力 挿絵8 お気に入り画像登録
14-3 信濃の誇り、若き力 挿絵8

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2025-07-24 15:12:42

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てんぽたんぽ

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城門にて出迎えたのは、城主・秋山信友。そして、辛くも生き延びた老将・馬場信春である。
信友の体には、矢傷や刀傷が無数に刻まれていた。

信友「幾たびも、貴殿らのお力添えを賜り……面目次第もござらぬ……!」

深く頭を垂れる信友。

輝政「秋山殿、ご無事で何よりにございます!」

輝政は即座に応じた。

輝政「我らは、武田の友軍にございます。
今後、いかなる苦境が訪れようとも、東美濃より馳せ参じましょうぞ」

信友「……心強きお言葉……重ねて、礼を申す……」

その姿には、かつて猛将として戦場を駆けた武田の将の、威風と、そして無念が滲んでいた。
秋山信友と馬場信春――戦国最強と謳われた武田軍を支えた名将が、今、頼朝軍の若き東美濃衆に深々と頭を垂れている。
その光景は、時代の移ろいを否応なく物語っていた。
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