投稿日時 2025-07-24 18:01:16 投稿者 ![]() てんぽたんぽ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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安濃津城の織田軍まで掃討したところで、あらたな織田の援軍に明智光秀隊が迫っているとの報が入る。 意気盛んな赤井輝子隊だったが、渡辺綱は赤井隊の消耗と腰兵糧の限界を冷静に考えていた。 赤井隊は即座に安濃津城下に布陣し、迎撃の構えを取る。 だが――赤井隊の目の前に現れたのは、敵軍では無く、渡辺綱の騎馬隊だった。 綱「赤井殿! もはや、そこまで――引き際でござる!」 輝子「通してもらおうか、渡辺殿!今ここで引いたら、織田はまた戻ってくるんだよ!」 綱「それでもよい。戻ってくるなら、また叩けばよいだけのこと。 だが今は、貴殿の隊も、我らの兵糧も、限界! この綱を討ってから進むというなら、――それもよかろう!」 地を震わすような綱の言葉に、赤井輝子はしばし沈黙した。 |
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