投稿日時 2025-07-26 01:51:37 投稿者 ![]() てんぽたんぽ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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那加城の茶室―― 羽柴秀長は、頼朝、義経と向き合い、今後の軍団運営について話し合っていた。 静かな空間に、湯の音が響く。 いつも茶を点たてるのは、出雲阿国。 その流れるような所作と香ばしい茶の香りが、戦の緊張をほんの束の間、忘れさせてくれる。 頼朝「……こうして、阿国殿の点てた茶を落ち着いて味わえるとは、ありがたきことよ」 湯気の立つ茶碗を手にしながら、頼朝はしみじみと語る。 頼朝「このまま、織田も徳川も沈黙を保ち、武田、上杉、北条といった盟友たちも、争うことなく―― そんな都合のよいことが、続けば良いのだが」 ふっとため息を洩らす。 頼朝「だが、織田が次に動く時は、必ずや、これまで以上の猛攻となろう。今こそ備えを固めねばならぬ」 |
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