投稿日時 2025-07-28 00:13:17 投稿者 ![]() てんぽたんぽ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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阿国「皆様。上杉弓様、お成りにございます」 その声に、評定の間に控える者たちの視線が一斉に阿国へと集まる。阿国の後ろから、上杉弓が静かに現れた。彼女の身のこなしには一切の無駄がなく、まるで武人のような気迫が、その端然とした姿に宿っている。そして、その両脇には、ただならぬ威圧感を纏った二人の武者が、ぴたりと寄り添っていた。 弓姫が歩み入ると同時に、上杉家との外交を担っていた前田玄以が、目を見開いて叫んだ。 玄以「こ、これは……! まさか……! 景勝様! そして兼続様ではございませぬか!」 |
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