投稿日時 2025-08-02 21:27:52 投稿者 ![]() てんぽたんぽ このユーザのマイページへ お気に入りユーザ登録 |
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頼朝「………はっ!」 目に入って来たのは、那加城の寝所の天井だった。 息が荒く、心臓の鼓動がまだ収まらない。 飛び起きた頼朝の額には、びっしりと汗が噴き出していた。寝室の蒸し暑さからだけではない、冷たい汗であった。 岐阜城下の屋敷にて、トモミクと阿国と話をして以来、軍団が進むべき道、自らの果たすべき役割について、ずっと考え、思い悩んでいた。それによって、このような悪夢を見たのだろうか。 篠「いかがなされましたか、殿。…うなされておいででしたが」 隣で寝ていた篠が、心配そうに声をかける。 |
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