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投稿者:てんぽたんぽ
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タイトル 19-4 血は流れても…… 挿絵1
タグ *小説
コメント 源頼光は自軍の犠牲を顧みることなく、砦に猛攻を加える。

頼光「頼朝殿の部隊に、被害を出してはならぬ! この砦は、我が隊のみで何としても突破するのだ!」

頼光隊の、鬼気迫るほどの気迫は、後方から進軍する頼朝にも、ひしひしと伝わってくる。それ故に、頼光隊の損害も軽視できない状況でもあった。


頼朝隊は大砲による砲撃を開始し、砦の一つ目の城門を粉砕する。

満身創痍ながら勢いが止まらない頼光隊は、山頂の砦へ退却していく敵兵を追撃の手を緩めない。最後の城門を破壊すべく、急な斜面を駆け上がっていく。

まさにその時、

砦背後の尾根筋を伝い、富田重政とだしげまさの旗が突如翻った。後方の山陰から新たな織田軍の増援部隊が、斜面を駆け上がる頼光隊の後背へと襲いかかる。

頼光隊は、前面の城門・織田軍の守備兵、そして背後から現れた富田重政隊に挟撃される形となった。多くの兵たちが、次々と富田隊の凶刃に倒れ始める。

挟撃を受けながらも、頼光隊は、城門への攻撃の手を緩めない。すでに頼光隊の兵一人一人が死兵と化していた……ついに、頼光隊は最後の城門を破壊する。

頼光隊は、背後に食らいつく猛獣を引きずったまま、前面の砦内へ突撃を敢行した。

頼光「狙うは、目の前の羽柴秀吉、ただ一人! 者ども、かかれぇぇーーーっ!」

狭い山頂の砦の中で、両軍入り乱れての、壮絶な白兵戦が始まった。兵数を大きく減らしながらも、頼光隊は鬼神の如く突撃を続ける。
iコード i1002334 掲載日 2025年 08月 10日 (日) 09時 50分 02秒
ジャンル イラスト 形式 PNG 画像サイズ 1024×1024
ファイルサイズ 1,940,020 byte

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