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投稿者:てんぽたんぽ
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タイトル 19-5 猛獣、最後の咆哮 挿絵1
タグ *小説
コメント 頼朝軍が長浜城下へ差し掛かったところで織田家古参の猛将、柴田勝家隊が城から打って出た。頼朝軍は織田軍の本格的な増援が到着するまで、堅牢な長浜城に籠城するものと予想していた。しかし柴田隊は、先行する頼光隊へと牙を剥く。

柴田隊が向かってくる様子を目にした頼光は、口の端を上げて呟いた。

頼光「この男が、柴田勝家……良き将なり……」

源頼光は、自らの先頭に立ち、残った部隊の兵たちを鼓舞する。

頼光「源氏の意地、見せるは今ぞ!」

傷ついているはずの頼光隊、その勢いが衰えることはなく、勝家隊に向けて進軍の速度を一気に高める。

義経「これ以上、頼光隊の犠牲を増やすわけにはいかぬ!」

義経隊も、火薬の煙を裂くように側面へ回り込み、敵の横腹を射程に収めた。

義経「射程に入り次第、一斉に撃ち込め!」

火縄の爆ぜる音と共に弾雨が横殴りに襲いかかる。

頼光隊による正面からの猛攻と、義経隊による側面からの射撃。この挟撃を受け、圧倒的な不利と判断した柴田隊は、城内へと引き上げようとする。
iコード i1003270 掲載日 2025年 08月 11日 (月) 23時 05分 03秒
ジャンル イラスト 形式 PNG 画像サイズ 1024×1536
ファイルサイズ 2,901,510 byte

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