タイトル | 19-5 猛獣、最後の咆哮 挿絵4 | ||||
タグ | *小説 | ||||
コメント | 頼朝「このまま二の丸を攻め落とす!急ぐぞ!」 頼朝隊は頼光隊のこれ以上の犠牲を避けるべく、狭い山道を塞ぎながら、いち早く破壊された三の丸城門を抜け、二の丸の城門へと差し掛かった。 そこには、羽柴秀吉が残存兵力を率いて待ち構えていた。 秀長は目の前に布陣する敵軍を一目見て、兄と分かった。 秀長「……兄者……」 城壁の上の秀吉もまた、眼下の敵軍の中にいる、弟・秀長の姿をはっきりと認識したようであった。 秀吉「そこにいるのは、秀長か! そのようなところで、一体何をしておるのじゃ! この、裏切り者めが!」 秀吉の怒声に対し、秀長もまた、吠えるように叫び返した。 秀長「兄者! もはや言葉は無用! 正々堂々、尋常に勝負じゃ!」 秀吉「たとえ血を分けた弟であろうが、裏切り者の言葉に耳は傾けぬ! 信長様の力を思い知るがよい!」 しかし頼朝隊は容赦なく、秀吉隊に鉄砲の一斉射撃を浴びせる。後続の義経隊も加わる。おびただしい砲撃を受け、秀吉隊もまた、成す術なく壊滅していった。 |
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iコード | i1003279 | 掲載日 | 2025年 08月 11日 (月) 23時 20分 03秒 | ||
ジャンル | イラスト | 形式 | PNG | 画像サイズ | 1024×1536 |
ファイルサイズ | 3,090,014 byte |
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