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投稿者:てんぽたんぽ
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タイトル 21-1 鬼神加藤清正と軍神源義経 挿絵1
タグ *小説
コメント 加藤清正。彼は、羽柴秀吉が見出した若年の猛将。しかし、これまでの頼朝軍との戦いにおいて、幾度となく頼朝軍の前に現れては、その都度苦渋を舐めさせられてきた。

此度もまた、圧倒的多数の頼朝軍に対し、寡兵で立ち向かわねばならない。絶望的な状況であることは、清正自身が、誰よりも理解していた。それでも、彼の心は、全く折れてはいなかった。その双眸には、織田家への揺るぎない忠誠と不屈の闘志が燃えていた。

(…寡兵といえども、織田の名に懸けて安土を容易くは渡さぬ。この清正、ここで退けば武士の名折れよ……!)

清正「良いか、者ども!」

清正は、麾下の将兵たちに檄を飛ばす。

清正「あの忌々しい敵の騎馬隊は、先の戦いで、我らが追い払った!
今、眼前に迫る敵の主力は、鉄砲隊! 数を頼みに飛び道具のみで攻め寄せてくる、臆病者の集まりじゃ! 天下の織田軍が、舐められたものよ!

鉄砲隊なぞ、一度懐に飛び込まれてしまえば、赤子の手をひねるよりも容易い! 何としても、敵の足軽どもに取り付き陣形を崩す!」

清正の力のこもった咆哮は、兵一人一人にいたるまで響きわたっていた。

此度こそ我ら織田の意地を、骨の髄まで思い知らせてくれる! みなのもの、覚悟は良いな!」

「「「おおおおおーーーっ!!!」」」

清正の言葉に、兵士たちの士気が上がる。
iコード i1005610 掲載日 2025年 08月 16日 (土) 19時 50分 05秒
ジャンル イラスト 形式 PNG 画像サイズ 1024×1536
ファイルサイズ 3,036,997 byte

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-みてみん(Mitemin)-