タイトル | 2-2 大筒と紅の陣羽織(後編) 挿絵3 | ||||
タグ | *小説 | ||||
コメント | 頼朝隊の危機を目にしたトモミクが、激しい鉄砲を放とうとした……が、次の瞬間、北畠隊が切っ先を変え、なおも突進してきたトモミク隊の中央を分断しはじめる。 トモミク隊は態勢を整える間もなく、北畠隊の突破を許してしまう。 鉄砲の轟きは途絶え、鎧の割れる硬音と肉を裂く鈍音が交互に耳に入る。 それまで勇敢に戦っていたトモミク隊の兵達の断末魔の呻(うめ)きや叫びが、血塗られた小牧山の空の下で、途切れなく響き渡っていた。 トモミクが初めて、声を震わせた。 トモミク「このままじゃ……」 |
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iコード | i985570 | 掲載日 | 2025年 07月 03日 (木) 12時 50分 04秒 | ||
ジャンル | イラスト | 形式 | PNG | 画像サイズ | 1536×1024 |
ファイルサイズ | 3,139,921 byte |
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