タイトル | 8-2 兄弟の再会、逆襲の咆哮 挿絵1 | ||||
タグ | *小説 | ||||
コメント | 犬山城下にて、義経隊と合流した早雲を驚かせたのは、長期の激戦を経た義経隊が、いまだ最大の兵力を維持していたことだった。 早雲「さすがは義経殿!その用兵の妙、尋常ではありませぬな!」 織田軍の波状攻撃を受け続け、殿軍しんがりを務め、整然と激戦地から引き上げてきた義経隊の姿を見て、北条早雲も驚きと称賛を隠せずにいた。 早雲「わしは幼いころ父から義経殿の武勇伝を聞いて育った。それを今の世で目にできるとは……!光栄の至りですわい! がはは!」 義経「いえ、道灌殿という強き盾が無ければ、わが隊は早々に壊滅していたでしょう」 義経は謙遜しながらも、ちらりと妻・梓へと視線をやった。 (そなたの支えがあってこそだ) 言葉には出さないが、二人の間には深い理解があった。 |
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iコード | i989958 | 掲載日 | 2025年 07月 13日 (日) 20時 20分 05秒 | ||
ジャンル | イラスト | 形式 | JPG | 画像サイズ | 1024×1536 |
ファイルサイズ | 546,737 byte |
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