タイトル | 13-1 再び火を吹く長島 挿絵4 | ||||
タグ | *小説 | ||||
コメント | 早雲「…聞いた通りじゃ。またしても、あの信長が、大軍を長島城へ仕向けておるらしい」 清州から戻る途上の赤井殿が、急ぎ引き返し、今はひとりで長島を守ろうとしておるそうじゃ。だが、さすがに清州の部隊だけでは、ちと心許ない。助けねばなるまい。 早雲は頼光と綱、二人の顔を順に見据えた。 早雲「ただし……わしは、この後那加城に向かい、頼朝殿と大事な話をせねばならぬ。すまぬが、今回の出陣は、頼光殿か、綱殿、どちらかに頼みたいのじゃが……」 頼光「早雲殿、此度の援軍は、渡辺綱(わたなべのつな)に任せるのがよろしかろう。先の戦では、思う存分槍を振るう機会も少なかった。身体が疼いておるはずじゃからのう。 …どうじゃ、綱」 綱「はっ! ありがたきお言葉!」 渡辺綱は即座にひざまずき、声高らかに応えた。 綱「此度はこの綱めが、四天王としての意地、存分にお見せいたします!」 |
||||
iコード | i993038 | 掲載日 | 2025年 07月 20日 (日) 18時 50分 03秒 | ||
ジャンル | イラスト | 形式 | PNG | 画像サイズ | 1024×1024 |
ファイルサイズ | 1,953,169 byte |
◆この画像のURL | |
◆この画像のトラックバックURL |